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TERASOLUNAでは、開発情報を自動でデジタル化して一元管理しています。
「デジタル化」とは簡単に言うと、「コンピュータ処理可能な状態にすること」です。
TERASOLUNAでは、その手段としてXML化を選択しています。単に設計書単位で電子ファイル化しただけではなく、「TERASOLUNA DS」によって、設計情報を自動で構造解析した上で、コンピュータ処理可能なXMLとして管理しています。
これによって、開発時の効率的で確実な品質の造りこみと共に、保守時の正確な仕様把握を可能としています。
TERASOLUNAでは、開発情報を自動でデジタル化して一元管理しています。単に設計書単位でデジタル化して保持しているのではなく、「TERASOLUNA DS」によって、セル1つ1つの投入情報を抽出し、自動で構造解析した上で、XMLとして管理しています。
これによって、開発時の効率的で確実な品質の造りこみと共に、保守時の正確な仕様把握を可能としています。
高品質確実なすり合わせによる品質の造り込み
TERASOLUNAでは、お客様にとって必要なドキュメントはしっかりと作成したうえで、プロセスごとの成果物内容や、プロセス間の成果物内容に齟齬が生まれないよう、確実なすり合わせを行います。
いかに品質の高いシステムを作り込むかというノウハウは、当社ならではの知見と共に脈々と受け継がれてきました。
しかし、開発の過程では、様々な種類のドキュメントが大量かつ非同期に作られ、改訂されていきます。特に大規模開発では、分散した拠点にいる多数の開発者が、ドキュメントの作成と改訂を非同期に繰り返すことになるため、その整合性調整や1つの修正が及ぼす影響確認には多大な時間と労力が必要でした。
このすり合わせを自動化するのが、「TERASOLUNA DS」です。「TERASOLUNA DS」によって、ドキュメントを自動でデジタル化し、自動で継続的な整合性確認を行うことが可能となったことで、ドキュメントの整合性調整の効率化だけではなく、高いレベルでのシステム品質を確保します。広範にわたった丹念で細かいすり合わせから属人性を排除。ち密なすり合わせの確実性と効率性を大幅に向上させています。
※TERASOLUNA DSの新規提供は終了しました。
変更容易性設計情報におけるトレーサビリティの確保
TERASOLUNAでは、全ての成果物をデジタルデータとしてXMLで管理しています。上流から下流プロセスにわたって、情報が引継がれていくため、各プロセスにおいて生成される情報の関連性が分かり、トレースが容易です。
設計情報とコードが常に一致するため、設計書を見れば正しい仕様が把握できるなど、保守品質が向上するのはもちろん、情報の追跡によって、変更箇所に対する影響範囲の確認が容易です。漏れの無い修正と、過不足のない試験の実施によって、確実な機能向上、品質の安定を実現します。
NTTデータでは、品質の高いシステムを構築してきた実績あるモジュール(ソフトウェア・ドキュメント)を世界規模で蓄積・展開するためのグローバルな仕組みを構築しています。一旦蓄積されたモジュールは、世界規模でのカスタマイズ・フィードバックを繰り返すことでブラッシュアップされ、ノウハウを凝縮。更なる信頼性の確保をはかっています。
この高品質モジュールである「TERASOLUNAフレームワーク」を開発に利用することで、品質と開発速度を飛躍的に向上させるのがTERASOLUNAの開発です。
高品質知識の結晶を利用することによる高品質の確保
「TERASOLUNAフレームワーク」は、これまで数多くのシステム開発に適用されてきた実績を持つ、信頼性の高いフレームワークです。Javaプラットフォームにおいて、世界的にデファクトスタンダードである技術をベースに、NTTデータの数多くのシステム開発で培ってきた豊富なノウハウが継続的にフィードバックされています。
変更容易性業務ロジック部分の再利用性の向上
「TERASOLUNAフレームワーク」をアプリケーション基盤として利用することで、業務ロジック部分とシステム基盤部分を分離することができます。このため、数年でアップデートが必要なミドルウェアやハードウェアの変更をフレームワークが吸収し、長期で利用する業務ロジックの修正が不要となり、TCOの削減が可能です。